8 本当にあった怖い名無し 2006/09/25(月) 01:02:14 ID:HIXagiq00
早速投下させてね。

デジカメを買ったばかりの頃、バイク乗りだった俺は
オリジナルの台座を作ってカメラをバイクに載せて、夜な夜な近所を走り回ってた。
(別に峠を攻めてたとかじゃなくって普通に走行)

その日も30分くらい走り回って、撮った動画を早速自宅で見て楽しんでたわけ。
でも走る30分と見るだけの30分は違うから、さすがに半分くらい見たところで飽きてきた。

「やっぱ実際走らないとダメだなー」って思いながら惰性で動画を見てたら、
ある田舎の交差点に差し掛かった場面で
『ギャギャギャギャギャアアアアアアアアアアアアアアアーーーーー!!!!』
って凄い音がした。

「えっ」って思って動画に見入った。だってこんな音、さっき聞いた覚えが無い。
画像はブレまくりで何が起こってるのか分からない。何かひどい音だけが聞こえる。

しばらくしてようやく上下の区別がつくようになって、分かった。
カメラ(つまりバイク)は転倒して横になってるみたいだった。
その視点の先、ウィンカーの光に照らされてる人影がある。
横たわって動かないその人影は俺だった。
事故ったんだ。

9 本当にあった怖い名無し 2006/09/25(月) 01:07:27 ID:HIXagiq00
また「えっ」って思った。
俺、さっき無事に帰ってきたばっかなんだけど。だから今動画見てるんだけど。

混乱する俺の目に、動画の続きが映った。
横たわる俺に近づいてくる人影がある。
黒い足だけしか見えないけど、「ぶつかった車の運転手か?」ってそこだけ妙に冷静に判断してしまった。

運転手(?)は横たわる俺に近づくと、
ヘルメットを被った俺の頭を踏みつけた。何度も何度も。何度も何度も。
画面の中の俺はただ蹴られるまま、ピクリとも動かなかった。

すさまじい悪意を感じて俺は吐き気がした。
この俺は無事だけど、無事じゃない気がした。