901 おひょいさん sage 2006/03/08(水) 00:11:06 ID:4T3kxVc60
去年の暮れ、初めて憑依というのをされた(らしい)。
仕事が忙しく、疲れも極限状態だったせいだろうか。
自分では何が起きたのかよく解らない部分が多い。

午前0時をいくらか回った深夜の帰宅。
確かに、いえの敷地に差し掛かったところまでは覚えている。
急に地面から足を引っ張られるような・・・貧血のような眩暈に襲われた。
そこからの記憶が殆どおぼろげ。ただ「自分がいる」感覚は確実にあった。
小さな暗い部屋に無理やり押し込められたような感覚。身体の自由が全く利かない。
ただ、耳をふさいだ状態で遠くの音を聴いているように、自分ものと解る声が聴こえていた。

翌朝、目を覚ますと、同じ蒲団に母が寝ていた。
揺すり起こして事情をきくと、「まるでテレビでやってるような取り憑かれた状態」だったらしい。
時間にして約2時間くらいの間、泣いたり叫んだり母に取りすがったりで、気丈な母も
どうしたものか困り果てたそうだ。

そして解ったことがある。
うちの敷地には埋め立てられた古井戸がふたつほどあるらしい。
私はまったく知らなかったのだが、その井戸の事をしきりに訴えていたそうだ。
母も私がそのことを訴えるまで、すっかりその井戸の事は忘れていたと言う。

私はもしかしたら、忘れられた井戸の井戸神様に身体を貸したのかもしれない。
そう思うとシャレにならないくらい怖い。
今思い返すと、あの暗い部屋に閉じ込められたような感覚・・・井戸の中だったのかも。

(この話しには後日談があるのだけど、気が向いたら書くかもしれません)