556 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/01/09(月) 03:54:37 ID:oY7j+kde0
すきまをぬってちょっと割り込み

当時私は20代前半でIT関連の仕事をしていました。ITといってもいろいろ幅はあります
先輩Aさんと私、Bの3人一組のチームで客先にでむいて仕事という そんな感じでした

当時というか今でもそうなのですが、この類の仕事をしている人間というのはたいてい、迷信や幽霊なんぞ
信じてないし、なにかしらあってもそれはすべて科学的見地で説明できるものだと思っている人種が多いものです

あるとき 関西で仕事が発生し、チームでいくことになりました。正確な場所は伏せます
とあるオフィスビル内で夜中に、まぁいろいろとごちゃごちゃやるわけですよ。

仕事をやっている最中に突然A先輩が
「あーーーーーーーっ 来た 」 「おまえら しゃべるな うごくな みるな」
て私とBにむかって少し早口できつくいったんですよ

私とBは なんのことやら理解できないで お互い顔を見合わせてA先輩に声をかけようと瞬間
突然 オフィスの電気が はじけるように消えたんです 次に電源の入っていないパソコンが
鈍い音をたてて ヴゥン と次々に起動してモニターの電源が ひかり始めました

私はあまりの異様な光景におどろいてみていると Bが息をすいこむかのような「ふぁっ。。なっ・・」
と声をあげ後ろに逃げようとしました。A先輩が「あっ うごくな」といった瞬間

オフィスの電気が いきなり点滅してつきました 私はまぶしくて一瞬目をとじました
次に目を開けると Bが 倒れており A先輩がBに向かって、手話?おまじない?ぽい動きと
きいことない「・・・・・ウン」 と何かぶつぶついい始めたとこでした 状況がまったく理解できず
おどろいていると A先輩が「・・・あかん チッ 無理やわ」といって すぐに私に向かって
「救急車よべ そんで会社に連絡 いますぐここ 離れるから こいつの足もて はよ」といいました

558 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/01/09(月) 04:14:00 ID:oY7j+kde0
いわれるがままに すぐに119に電話して A先輩といっしょにBをつれて ビルからでました。

ビルから出てすぐの歩道にBを寝かせ 救急車がくるのをまちつつA先輩に
「なにが おこったんですか?」ときぃたら A先輩は電話しながら「世の中にはいろんな物があるのよ」
私「はぁ?・・・意味わかりません」 A先輩「お前 宇宙人いるとおもうか?」
私「いるとおもいますけど それとこれ関係が?」 A先輩「ない じゃぁ幽霊とかは?」
私「そんな非科学的なもんいないっすよ」 A「証明できるか? 」といって手で私に電話がつながった合図を
したので待つことにしました
A先輩「親父? 夜中に悪い ***であれにあってしもた うん おれは大丈夫 ひとり たぶん見たとやつがいる」
A先輩「いまから病院いくねんけど おれじゃ無理 うん うん わかってる 説明してつれていくから」と
私のほうをみて「もひとり いるねんけど 見てへんかったけど 一緒におった うん わかった そいつもな」
A先輩は電話を切って かるくため息をつきながら めんどくさいことになったなといいました

長くなりそうなので詳細は省きます

今はBも私もA先輩も元気です