116 名前:烏 投稿日:02/01/31 09:54
霧雨が煙っていかにも出て来ますって夜に、俺は彼女と友達カップルとそこへ 
都内のあるスポットに侵入した。 
そこは俺の地元にある有名な廃屋で、何年か前にそこの家主が借金苦で一家心中を 
企て、家族をそれぞれの部屋で殺した後に、自分は玄関で自殺したという場所。 

玄関からはさすがに入れないので、茶の間の開いてるガラス戸から入った。 
次の瞬間、目の前に広がってきたものは、無数のフランス人形。 
こんな所になぜと思ったが(゚Д゚)ハァ?、気にせず奥へ。 

まず長女の部屋へ進んだが、TOKIOのポスターなどが張ってあり 
中は生活感があふれていた。 
恐る恐る押入をあけると血が飛び散ってて、ここではなにもみなかったが 
妹の部屋に入った瞬間、誰もいないはずの家なに、人の気配が渦巻いた。 

引きずった時に出来たであろう血の跡が、床や壁の至る所に出てきて 
それが余りに生々しく感じ、恐くなったので出ようとした所、 
玄関の前を通った時に、青白い顔した男が玄関から俺らのほうに 
ナタを振りかざして追いかけてきた… 


それから一週間後に友達の彼女が死んだ。 
次に友達が… 
誰にも死んでほしくないから場所は書ない。