380 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 02:29
とりあえず脚色無しで書いてみますね。 

3年位前の話。私は今でも、バイク好きで乗ってるんですけど 
3年前は俗に言われる、走り屋って奴だったんです。 
その時行ってた峠の近くに湖があって、そこに大きな橋がかかってるんです。 
その橋は自殺の名所で、枯れた物や新しい物まで 
常に橋の歩道には、花束があったのを覚えています。 

で、ある週末の夜私は走り仲間達と飲んでました。 
そのうち、仲間の一人が「今から峠行ってみない?」って言い出したんです。 
皆も乗り気で、車にワインやらビールやらを積み込んで出かけて行きました。

381 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 02:34
普段は家から峠に向かうのに、その橋は渡らないのですが 
道中でもビールをあおり、ワインを飲みながら目的地に向かってましたので 
捕まらないように、遠回りでも大通りを避けながら車を走らせてました。 
なので、おのずと湖の反対側から来る形となり 
その橋を渡ら無ければ、目的地に着かなくなってしまうのです。 
しかし、自殺の名所と言う事は知っていましたが 
怖いと感じた事も無く、橋を渡るのに躊躇い等は特に感じませんでした。 
そして橋に差し掛かろうとしたときに、友人の一人が 
「小便がしてぇ」と言い出したんです。

383 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 02:41
そこで橋の脇にあるスペースに車を止め、皆で用をたす為に車を降りました。 
その時、 他の友人(仮にKとしておきます)が飲み終わった 
ビールの空き缶や、空のワインビンを橋の上から捨て出したんです。 
特に私達も止める事などせず、車の外で暫らくの間話をしていました。 
どの位そうしていたでしょうか。 
「ドカーン」という凄い音で私達は一様に話を止め、 
音のしたほうを振り向きました。 
しかし私達の目線の先には、我々の乗ってきた車が 
エンジンのかかった状態で止まっているだけです。 
「???」皆が何が起こったのかわからずにいました。 
そのまま皆が動けずにいると、車のフロントガラスの上を何かの破片が 
ずり落ちてくるのが見えたのです。

384 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 02:50
え?何?」とその車の持ち主で、ここまで運転してきた奴が車に駆け寄り 
フロントガラスあたりに散らばった、破片を拾って皆の元に持ってきました。 
それは緑色をしたワインビンの欠片であり、 
そのラベルは我々が車で飲んでいた物のでした。 
しかしそのビンはKが我々の目の前で、橋の下に投げ捨てたはずです。 
そして、誰が言い出したと言うわけではなかったのですが 
皆同じ事を考えたんでしょうね。 
橋の下にキャンパ-等、人がいたのか?って。 
そして、Kがビンを捨てた場所まで行き、皆で橋の下を覗き込んだんです。


386 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 03:02
そして下を覗き込んだ私達はもう一度、一様に黙る事になりました。 
橋の下には、湖に流れ込む川が闇の中飛沫を上げ、 
ゴウゴウと唸っているのです。 
流れは急であり、人が居るとは到底思えません。 
それでも私達は信じられない思いで、黒い川を見つめ続けていました。 
そんな硬直した雰囲気を破ったのが、Kの 
「何でここに投げ捨てたビンが、戻ってくるんだ?」と言う言葉でした。 
そして低い声で「やばくないか?」と続けたのです。 
それにはその場にいた皆が感じていたことでした。 
運転をしてきた友人が「急げ!車に乗れ!」と発した事により 
私達は一目散に車に乗り込みました。

389 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 03:11
急いで車を発進させ、その場を離れる事だけを考え 
運転をしている友人を「急げ急げ」とせかしました。 
そして橋を中腹ほどまで渡ったときでしょうか 
車の屋根の上に何かがあたり音がしたんです。 
「カツン」「カン」「コン」って。 
もう何も言わなくても屋根に何が当たってるのかわかりました。 
ビンと一緒に捨てたビールの空き缶!それ以外考えられません。 
皆酔いなんかとっくに冷め、 
真っ青な顔でまんじりともせず、事が過ぎるのをただただ待つだけでした。 
そして橋を渡りきる頃にその音も止み、我々もほっとする事が出来たのです。

390 名前:真治2 投稿日:2001/02/20(火) 03:14
とまぁ脚色をしないと、これで終わりなんですけどね。 

やはり中途半端ですねぇ・・・ 
後ろから女が追いかけてきたとか付け足した方が 
面白かったですかね?(ワラ