156 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/11(金) 18:20:21 ID:Qho8Iy4b0
髪の毛

Aは爽やかな顔立ちと気立てのよさで、女に人気があった。
しかし、どういうわけか彼女が出来ても長続きがしない。
だが、Aの彼女は綺麗な女ばかりだったから、彼女が代わるたび男共からは羨ましがられた。

Aが彼女と別れる理由は、実はいつも決まって髪の毛だった。
二、三度彼女を家に招くと、必ず女の髪の毛が落ちている。
彼女は初めのうちはいつも、
「気立てのいいAのことだから、浮気などするわけが無い。
前の彼女の髪の毛が、たまたま残っていただけだ。」
と考える。
だが、何度も何度も髪の毛が落ちているものだから、さすがにAを問いただすことになる。
だがAには身に覚えの無いことで、知らぬぞんぜぬを通す他無い。

157 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/11(金) 18:24:40 ID:Qho8Iy4b0
そんなことが続くと、いつの間にか彼女はAの家を訪れなくなっていく。
Aは女の髪の毛がいつの間にか落ちていることを、友人に相談した。
「なぁ君、知らない内に女の髪の毛が家の中に落ちているんだ。私には身に覚えの無いことだが、どう思うかね?」
「おまえ、それは幽霊か何かだよ。今度お前の家にお邪魔させてもらってもいいかい?」
「あぁ構わない。しかし幽霊だって?そんなことを言えば私は怖くて一人で家に帰れない。今日にでもうちに来てくれないか?」

同日、Aと友人はA宅に帰宅すると、早速髪の毛が落ちていた。
「これは確かに女の髪の毛だ。少し部屋を調べてみよう」
そして、二人で部屋を探し始めてまもなく、友人は恐ろしいものを目にした。
「ぎゃぁ」
「どうしたんだい」
友人は声にならぬ声で答えた。
「見てくれ、女の死体が4体もある。」
Aも言葉を失った。
「ほ、本当に幽霊だ。入れておいたのは5つだったのに。」